一白水星
今月の一白水星は、東のお部屋(震宮)に入ります。勢いと発展を示す位置ですが、今月は 暗剣殺 が重なるため要注意。
特に 契約事や新しいスタートは絶対NGです。どんなに調子が良く見えても、強引に進めると後々までトラブルを引きずることになります。
表面的には元気が湧き、順調に見えるでしょう。しかし内面では苛立ちや不安が募りやすく、感情的になれば問題が長期化してしまいます。
ケンカ腰にならないよう、冷静さを最優先に。
やるべきことが多くて焦るかもしれませんが、一つひとつ着実に片づければ自然と整っていきます。未確認のまま動いたり、独断で押し切ることは避けましょう。
今月の開運ポイントは 美容やオシャレ。清潔感を意識して、肌や爪の手入れ、スタイリングに気を配ると運気が安定します。明るい色を取り入れたり、鏡を見る時間を増やして気持ちをリフレッシュさせましょう。
二黒土星
今月の二黒土星は、東南のお部屋(巽宮)に入り、破れの月にあたります。そのため、特に 契約事は控えてください。
仕事はさらに立て込み、気になる案件も重なりやすい運気。思いがけないミスや予定外の出費に見舞われることもあるので、慎重に取り組む必要があります。
また季節の変わり目でもあり、疲れやストレスが体調不良として表れやすいときです。順調に進んでいたとしても、急にお腹をこわしたり風邪をひきやすいので、自己管理を怠らないようにしましょう。
自分のことで手一杯になると、周囲への気配りが不足して誤解を招きやすい月です。人間関係が揺らいだり、状況が悪化する気配を感じたら、放置せず早めに対応を。二黒土星の誠実さと対応力があれば、十分に解決へと導けるはずです。
ただし、安易に「大丈夫です」「解決しました」と口にするのはNG。相手から「きちんと理解していない」と受け取られかねません。内容を正しく理解してから動き出すことが大切です。必要であれば時間をかけて、真摯に対話を重ねましょう。
三碧木星
今月の三碧木星は、中宮に入ります。自然と人が集まりやすいひと月です。自分ひとりで動くよりも、周囲と足並みをそろえることで力が増していきます。
周囲が賑やかになり、注目も集まります。だからこそ、あなたが発する言葉や態度は大きな影響を与えるでしょう。ひと言ひと言を丁寧に選び、必要な場面で手を差し伸べることが大切です。皆で集まる機会や「一緒に参加する」場を意識的につくると、さらに運気が広がります。
あらかじめ確認や点検を行う姿勢、真剣に打ち込む姿は光り輝き、チームの心をまとめる原動力になります。
一人で抱え込まず、全体の方向性を考えながら役割を果たすこと。
お願いごとをされる場面も増えますが、快く応じて丁寧に取り組めば、成果は確実に形となります。
これまでの努力が報われ、「ここまで頑張ってきてよかった」と実感できるでしょう。進む道は温かく照らされ、確かな手応えを感じられるひと月です。
四緑木星
今月の四緑木星は、北西のお部屋(乾宮)に入ります。先月まで静観していた人も、今月からは一転して動きが出てくるでしょう。新たな仕事の話や依頼が舞い込み、大いに活動するひと月となります。自ら取り組むことはもちろん、人に任せられることも見出していきましょう。
ただし今月は動きが複雑でスピードも速いため、確認を怠るとミスにつながりやすい点に注意。軽率な判断や勢いだけの前進は避け、順序を守って進めることが大切です。危機管理を意識すれば、かえって状況を有利に進められます。
ここ数か月の運気の強さは続いているため、自然と成果も出やすい時期です。しかし調子に乗ると落とし穴もあります。指摘や注意を受けたら素直に受け止め、改善につなげましょう。特に今月は 「嘘やごまかしに要注意」。小さな不誠実も信頼を損ねる結果になりやすいので、誠実さを第一に。
優先順位をはっきり決め、集中力を発揮すれば確実な成果が得られます。お願いごとや依頼が集中する時期でもありますが、すべてを抱え込む必要はありません。取捨選択をしながら、責任あるものにしっかり取り組んでいきましょう。
五黄土星
今月の五黄土星は、西のお部屋(兌宮)に入ります。人との交流が活発になり、同僚との会話や意見交換の中から組織の問題点や業界の動きを知る機会に恵まれるでしょう。今まで音沙汰のなかった人がいれば、こちらから連絡を取ってみると新しい展開につながります。
プライベートでは楽しい予定が増えやすい時期です。自宅に人を招いて食事をしたり、仲間と旅行へ出かけたりするのもおすすめ。季節も良い頃なので、普段と違う遠方へのお出かけは良い気分転換になります。
一方で、仕事ではうまく運ばないことや調整が必要なことも出てきそうです。面倒に感じても、やり直す姿勢を持つことで状況は改善していきます。強引に進めるよりも、周囲のリズムに合わせることが成功の秘訣です。
人間関係では、ちょっとした行き違いに迷うことがあるかもしれません。そんな時は「どうせなら良い方向に進む」とイメージし、プラスの言葉を選んで過ごすこと。大切な人の心を置き去りにせず、気持ちを汲み取る姿勢を忘れないようにしましょう。
今月は特に、新しい口癖をつくることが開運の鍵。ポジティブで前向きな言葉を意識的に使えば、運勢は自然と上向いていきます。
六白金星
今月の六白金星は、北東のお部屋(艮宮)に入ります。
年内も残り三カ月となり、これまで取り組んできた目標や課題を振り返る時期です。2025年の計画として掲げていたことや付随するタスクを一度整理してみましょう。できていないことがあれば、年内の課題として明確にし、しっかり向き合うことが大切です。
今すぐに完璧に仕上げる必要はありませんが、現状を把握し、進め方を考える姿勢が運気を整えていきます。
組織にいる人は、全体の動きがまとまっているかどうかを改めて確認してみましょう。必要な調整や内示は六白金星に委ねられやすくなりますが、強引に押しすぎると後々しこりを残します。
今月は、肩の力を抜いて過ごすことがポイントです。無理に張り切らず、自分にできないことは「できません」と伝えても大丈夫です。
ただし、口出しやアドバイスは必要とされる場面だけに絞ること。求められていないのに動くと逆効果になる場合があります。余裕を持って機嫌よくふるまうことで、六白金星の魅力と信頼が自然に伝わっていくでしょう。
七赤金星
今月の七赤金星は、南のお部屋(離宮)に入ります。季節が過ごしやすくなり、これまで停滞していた動きも本格的に加速していくでしょう。やる気が高まり、さまざまなことに取り組みたくなります。
ただし、今月はどうしても無理をしてしまう傾向が強まります。来月でも間に合うことを「今やっておきたい」と思い、つい抱え込みすぎてしまいがちです。動いている最中は疲れを感じにくいですが、終わってから一気に疲労が出てしまうことも。オーバーワークは厳禁です。
また、今月は人との衝突に注意。とくに目上との摩擦は大きなダメージにつながります。意見がぶつかっても強引に押し通さず、冷静に対応しましょう。
さらに、気持ちが大きくなりやすく、大きな金額の買い物にも注意が必要です。その場の勢いで判断すると、あとで後悔することになりかねません。買い物や契約は一度持ち帰り、慎重に検討しましょう。
今月は重要な決断が控えている可能性もあります。準備をしっかり整え、無理に推し進めず冷静に判断することが成功の鍵です。
八白土星
今月の八白土星は、北のお部屋(坎宮)に入り、厄月となります。さらに土用も重なるため、特に体調管理に気を配ることが大切です。日が暮れるのが早くなり、昼間が短く感じられると損をしたような気分になりやすいですが、その感覚に引きずられると一気に運気を落とすことに。季節の変わり目は心身ともに不安定になりやすいため、十分な休養を取りましょう。
先月の勢いに比べると厳しさが出てきて、精神的にも揺れやすいときです。人間関係で悩みが出たり、気づかないうちに大切なものを失ったと感じることもあるでしょう。金銭面でも思わぬ出費がかさむことがありますが、過度に気に病まないようにしてください。マイナスの出来事も、時が経てば笑い話になることがあります。
今月は「与えること」が開運のカギ。自分のためではなく、周囲のために役立つことを意識すると、やがて大きな成果となって返ってきます。八白土星はこれまでたくさん与えられてきた存在です。今はその恩を返すときと考えましょう。
一方で、余分なことは控えることも大切です。長すぎる会議や必要以上の口出し、的外れなアドバイスは禁物。必要なことをしっかり行い、不要なものは潔く手放して。そうすることで、本当に大切なものが見えてきます。
九紫火星
今月の九紫火星は、南西のお部屋(坤宮)に入ります。人とのトラブルに注意しましょう。
特に土用期間中は思わぬ行き違いや誤解が起こりやすいので、言葉や態度にはいつも以上に気を配りましょう。
季節はすっかり秋本番。暑さが落ち着き、体調も整いやすくなります。年末に向けて運気も徐々に強まっていきますが、その一方で今月は迷いや悩みが生じやすい時期です。周囲の動きに振り回されて事件めいたことが起きたり、気づけば迷宮入りしそうな気配も。
気持ちが不安定になると、ありがたいことや嬉しいことに気づきにくくなります。けれど、それは存在しないわけではなく、心の持ち方次第で見える景色は変わります。迷ったときは一人で抱え込まず、相談できる相手に気持ちを伝えることも大切です。甘えたい気持ちが出てきても、今月はそれを素直に表すことが心の安定につながります。
九紫火星はもともと八方美人なところがあり、周囲に合わせすぎて自分を傷つけることがあります。今月は周囲との関わりを落ち着いて見つめ直し、自分の立ち位置を守ることを意識しましょう。
気分が沈むときは、こまめな気分転換を。食の楽しみも運気を整えてくれます。
今月の注意点:秋の土用について
今月は 10月20日(月)から秋の土用期間 に入ります。
この時期は体調を崩しやすいため、体調管理にはくれぐれも気をつけましょう。
また、土いじりや新規事、契約事には向かないため、できるだけ控えるようにしてください。
秋の土用とは
- 時期:冬の始まり(立冬)の直前、約18日間を指します。
- 意味:陰陽五行説に基づき、土が最も働くとされる「土公神(どくしん)」が地上を司る期間。このため土いじりや土に関わる作業は避けるべきとされています。
2025年の秋の土用期間
- 土用入り:2025年10月20日(月)
- 土用明け:2025年11月6日(木)
土用期間の過ごし方
- 食事:脾の働きを助ける自然の甘みがある食材を意識しましょう。
- 「た」のつく食材(タマネギ、ダイコンなど)
- サンマなど秋の旬の魚
- かぼちゃ・さつまいも・栗などの根菜や果物
- 間日(まび):土公神が天上に戻る日で、この日は土いじりをしても良いとされます。
2025年の間日は 10月21日・29日・31日・11月2日 です。
土用期間中に避けたいこと
- 土いじり、草むしり
- 造園、地鎮祭、井戸掘りなどの土に関わる作業
- 増改築や工事など地面に関わる作業